死神「寿命1年500万円で売買するぞ」←どうする?

1!ninja2019/11/28(木) 00:29:43.922ID:6FKkb5q+0 買うやつはいないか

192以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 01:59:53.561ID:HJ4bpfgj0 乙
いい話だった

しかしミヤギみたいな人に惚れられる人がそんな安い人生になるわけ無いだろとしか思わん

61以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 00:45:17.494ID:0rBHFyZQ0 俺がどんな反応を示したかって?
そりゃ、がっつり傷ついたさ。がっつりな。
一番大切な記憶を台無しにされたんだからな。

情けない話なんだが、二十歳になっても、
俺の根っこの部分はどこまでもピュアと言うか
ナイーヴというかセンシティヴというか、
ようするに子供の頃から成長していなかったんだな。

何かが変わったり、何かが終わっていく、
そういうことが、いまだに耐えらないんだよ。
成人男性のくせにカナリヤ並に敏感なんだ。

208以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 02:20:56.537ID:D6zt0OKSd 良かった

20以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 00:32:52.802ID:1z8KbbwCd >>13
しこしこ出来ない人生とか嫌だ

11以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 00:31:53.310ID:UMlY5J4Ya 100年分売るわ

98以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 01:01:01.168ID:UMlY5J4Ya 三日間の幸福で検索してこい

72以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 00:47:44.319ID:0rBHFyZQ0 でもミヤギはしらけっぱなしだった。「皆、同じことを言うんですよ」

「どういうことだ?」と俺は聞いた。

「死を前にした人は、皆、極端なことを言うようになるんです。
……でもですよ、クスノキさん。よーく考えてください」
ミヤギは感情のない目で俺を見すえて言った。

「三十年で何一つ成し遂げられないような人が、
たった三か月で何を変えられるっていうんですか?」

「……やってみなきゃわかんないさ」と俺は言い返したが、
実際、彼女の言ってることは、どこまでも正しいんだよな。

120以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 01:15:26.816ID:sAY6CqqL0 タイムイズマネー

45以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 00:41:35.440ID:0rBHFyZQ0 査定結果を見て、俺は変な声をあげちまった。

一年につき一万円? 余命三十年?

ブックオフだってもう少しまともな値段をつけるぞ。
カメか何かの結果と取り違えたんじゃないのか?
でも、そこには確かに俺の名前が書いてある。

「これ、何を基準に決められてるんですか?」
俺はそう言いつつ査定表を女店員に見せた。

「色々です」と彼女は面倒そうに答えた。
「幸福度とか、実現度とか、貢献度とか、色々」
多分、こういう質問に飽き飽きしているんだろうな。

198以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 02:09:23.868ID:wwgsWD4x0 10年売って5千万貰う

191以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 01:58:49.584ID:BbnOlY0J0 ふぇえ

52以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 00:43:15.844ID:0rBHFyZQ0 寿命が一年を切った客には監視員が付くってのは、
確かにあらかじめ聞いていた話ではあったんだ。

ミヤギの説明によると、寿命が半年を切った客が、
ヤケになって問題を起こすことがあまりに多いから、
それを未然に防ぐために監視員が導入されたそうだ。

もし俺が他人に多大な迷惑をかけそうになったら、
監視員が本部に連絡して、俺の寿命を尽きさせるらしい。
トラヴィス・ビックルにはなれないってこった。

ただ、最後の三日間だけは、監視員も外れて、
純粋な自分の時間を満喫できるそうだ。
統計的に、そこまでくると人は悪さをしなくなるとか。

40以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 00:40:58.456ID:49GnBnmr0 はよ

126以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 01:17:36.846ID:0rBHFyZQ0 三十万はあっという間になくなった。
俺は勢い余って、財布の金にまで手を出した。

きっと俺は、誰かに構って欲しかったんだろうな。
「何かあったんですか?」とか聞いて欲しかったんだろう。

三十三万円配り終えると、俺は道の真ん中で立ち尽くした。
道行く人が不快そうに俺のことを眺めていた。

タクシー代も残っていなかったので、
俺は建物の陰になっているベンチで寝た。
真上に傾いた街灯があって、しょっちゅう点滅していた。
ミヤギも正面のベンチで寝るようだった。
女の子にひどいことさせんてなあ。

「先に帰っていいんだぞ?」
俺がミヤギにそう言うと、彼女は首をふった。
「そしたらあなた、自殺とかしそうですから」

77以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 00:49:03.285ID:0rBHFyZQ0 俺は気を紛らそうとして、テレビをつけた。
番組ではスポーツ特集をやっているらしかった。
まずいと思ってチャンネルを変えようとした頃には、
弟の顔と名前がしっかり画面上に出ていた。

俺は反射的にグラスを投げつけてたね。
テレビが倒れて床に落ち、グラスの破片が飛び散る。

俺はふっと我に返り、ミヤギの方を見る。
彼女は明らかに警戒した様子で俺のことを見ている。

「弟なんだよ」と俺は努めて明るく言ったんだが、
それが逆に本格的にイカれてる人っぽくて笑えたな。

「……弟さんのこと、あんまり好きじゃないんですね?」
ミヤギは軽蔑するような調子で言った。
「あんまりね」と俺はうなずいた。
隣の部屋から壁を殴る音がした。

64!ninja2019/11/28(木) 00:45:41.212ID:6FKkb5q+0 このSS久しぶりに見たわ

114以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 01:13:58.114ID:0rBHFyZQ0 「そんな人生、全部売っちまえばいいじゃねえか。
五十まで生き残れる保証なんてないんだろ?」
俺がそう言うと、彼女は少し困ったような顔をした。

「たしかに、実際、監視員の仕事をしてる中で
監視対象に殺されてる人も、たくさんいますね。
でも……ほら、簡単には割り切れませんよ。
いつかいいことあるかもしれないじゃないですか」

「そう言ってて、五十年間何一つ得られないまま
死んでいった男のことを、俺は一人知ってるぜ」

「それ、私も知ってます」とミヤギはちょっとだけ微笑んだ。
なんだか嬉しかったな。俺の冗談で彼女が笑ってくれたことが。

141以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 01:23:08.862ID:0rBHFyZQ0 「一枚ずつ配って歩いた」と俺は答えた。

「一枚ずつ?」と男はいぶかしげに言った。

「ああ。一万円を三十枚、三十人に一枚ずつ。
本当は人にあげるつもりだったが、考えが変わった」

すると男はタガが外れたように笑い出したんだ。

それから、俺にこんな質問をしてきたんだよ。

「なあ、お前――まさか、本当に自分の寿命が
三十万だって言われて信じちゃったのか?」

118以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 01:15:19.000ID:tlFuOg6U0 死神のことやし
寿命だけ奪って去っていきそう
欲深いモノほど早く死ぬ

202以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2019/11/28(木) 02:16:35.852ID:ePw0C13M0 久しぶりに読んだけど面白かった

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